まろんこが送る、本のある生活。

読書初心者の何気ない日常を綴ります。

北川恵海著【ちょっと今から仕事辞めてくる】

 こんにちは。まろんこです。

 

昨日を持って、先輩から借りた本から解き放たれたまろんこ…(T . T)キラキラ

 

今日休憩室で先輩に会ったので読み終わった本を渡したら、

「○○って作品(借りていた2冊目の本)は3分作なんだけど、他の2冊も面白いから読んだほうがいいよ!!」

 ってあたかも明日にはデジャブが起きそうな勢いだったので、

さすがに「読みたい本が溜まりすぎて…」と断りました。

すると「じゃあ、読んでる本が落ち着いたら声かけてね〜」だって。

これはちゃんと断れたのかな?けれどしばらくは自分の読みたいものが読めそうだ。

 

とりあえず、昨日は仕事がお休みだったので、積読コレクションの中でも

サクッと読めそうな【ちょっと今から仕事辞めたくる】を手に取って、買い物してからコメダ珈琲へgo。

 

電車移動だったので電車の中で既に結構読んでしまったのですが、

後半のウルッとするシーンは何とか紅茶と鼻水をすすりながらゆっくり読むことができました。 

 

私は本を選ぶとき大抵書店員さんのコメントやオススメコーナーから選ぶことが多いのですが、

この本も書店にあった『旅立ちの春、4月にオススメコーナー』的なところから選びました。

手書きのポップなんかついていると、つい手が伸びるライプです( ・∇・)

 

ブラック企業に勤める主人公は、最初こそやる気に満ちていたものの、

罵倒して人を叱り付けてくる最低な上司のせいで、だんだんと“ミスする自分が悪いんだ“と言う思いに病んで行きます…

たまにいますよね、人を叱ることで自分の立場を守ったり、優越感に浸る人。

そんな時に元同級生と名乗る“ヤマモト“と言う男が現れ、主人公に救いの手を差し伸べます。

なぜ大して仲も良くなかった同級生がこんな自分を助けようとするのか…

 

私は、主人公が久しぶりに実家に電話をかけ、仕事を辞めてもいいか母に相談するシーンがとても好きで、

自分の悩みって、意外と簡単に取り除けるものなのかも知れないって

私まで肩の荷が降りたような気分になりました。主人公のお母さん、ありがとう…

 

私も何回か転職をしていますが、仕事を辞めてどうにもならない事って意外とないんですよね〜

何とかなっちゃって、今に繋がってます。

 

仕事をやめたいな〜と思う時以外でも、

“やることやってるのに報われない“

“自分はダメなヤツ“とか思っている人にはとてもオススメです。

何がキッカケで好転するのか分からないのがお仕事であり、人生なのです。

 

さ、久しぶりに読みたかった本が読めて気持ちが昂っているので

この勢いで他の積読コレクションに手を伸ばしていきたいと思います。

 

以上、まろんこでした〜